赤ちゃんのお世話や授乳で、体はお疲れのことと思います。
赤ちゃんと一緒に来所できる助産院の施術スペースで、イトオテルミーをかけてみませんか?
お母さんにテルミーの心地よさを体験していただきたいと思っております。
内容:イトオテルミー温熱刺激療法(全身コース)
所要時間:更衣などの準備を含め25~30分
「全身コース」と乳房マッサージの併用はできません。
(48時間以内に同時に複数の療法を施術することは禁止されているためです。)
- 乳房マッサージで来所された方で、イトオテルミーの希望がある方は「お試しテルミー(上半身)」をまずは体験してみてください。
イトオテルミー温熱刺激療法とは
赤ちゃんは日々成長し、母乳が充分に足りているとたいてい5,6か月までに、出生体重の2倍になります。
そして1年までに3倍になります。
そのため、授乳姿勢を気を付けないと、お母さんのマイナートラブルにつながりますし、授乳をしたくても体がついていかないという状況に陥りやすいです。
心地いいと感じる授乳姿勢を日々意識したり、体を整えることは授乳の継続に密接に関わっていると考えます。
育児や家事を頑張っているお母さんに、助産院で少しでも体を休めていただきたい。
テルミーで体を温めながら、心身ともにリラックスできるようお手伝いさせていただきます。
イトオテルミーの由来と沿革
イトオテルミー療法は伊藤金逸医学博士が1929年(昭和4年)に発明した民間療法です。
伊藤金逸博士は京都府立医学専門学校(現、京都府立医科大学)を卒業後、東京帝国大学精神医学教室に入局し、約20年に渡る研究、実験を経て、イトオテルミー療法を発明しました。
イトオテルミーの「イトオ」は伊藤金逸博士の姓を由来に持ち、また「テルミー」はギリシャ語で「温熱を利用した療法」を意味しています。
イトオテルミーはどんな療法?
特徴や効果、適切な医療機関への受診についてお伝えします。
- 特徴
-
テルミーのぬくもりは、優しくおだやかです。
こどもからお年寄りまで、家庭で簡単にかけ合いができ、自分自身でもかけられます。
副作用がなく、医薬品との併用も差し支えありません。 - どんな施術をするの?
-
施術者は冷温器にテルミー線を装着し、冷温器2本1セットにして体表を摩擦します。
- 効果
-
イトオテルミーの温熱刺激は、自然治癒力に活力を与え、こころとからだを癒します。
温熱刺激作用によって、血液やリンパ液の流れを促進させ、全身の疲労回復、筋肉のこりと痛みの緩解、胃腸の働きを活性化させる効果があります。
イトオテルミーの効果- 全身の疲労回復
- 筋肉のこりと痛みの緩解
- 胃腸の働きの活性化
- 医療の適期
-
テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。
症状の継続または増悪が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。
一般財団法人 イトオテルミー親友会とは?
全国に会員を持つ一般財団法人イトオテルミー親友会は、イトオテルミー療法を中心に個人の健康、家族の健康、社会の健康を考え、また健康をキーワードに社会に貢献することを目指しています。
現代は人と共に喜び励まし合う、この当たり前と思われることが非常に難しくなっています。
そのような社会において、親友会はイトオテルミーを通じて、万人が望む健康を共に考え、個々に健康観を築き、人との絆を大切に助け合い、豊かな生活を送ることを目的とした仲間の会です。
なぜ”家庭”健康療法なのか?
イトオテルミー療法はご自身で、あるいは家庭内で健康維持を図ることを目指しています。
発明者の伊藤金逸博士は、食事をはじめ、生活の基盤である家庭に着目し、病気になってから治すのではなく、病気にならない健康づくりを考え、人の持つ自然治癒力を高めることによって病気を未然に防ぐことを目指したのです。
また、イトオテルミー療法は健康の維持増進や病態の改善だけでなく、家族のコミュニケーションを図る一助となることを願っています。
こんな人におすすめ
以下のような症状がある方におすすめです。
- 全身症状
発熱、微熱が続く、不眠、疲労、むくみ、冷え、二日酔いなど - 頭・顔の症状
頭痛、目の疲れ、鼻がつまる - 胃腸の症状
胃のもたれ、便秘、下痢 - 首・肩・腰の症状
肩のこり、腰痛 - 手・足の症状
肘の痛み、手首の痛み、膝の痛み - 皮膚の症状
皮膚のかゆみ、吹き出もの - 心が関係する症状
イライラする、食欲不振
コースについて
コース内容について詳しくご説明いたします。
コース内容
- イトオテルミー温熱刺激療法(全身コース)
-
ベッドにリラックスした状態で横になり、足先から頭までの全身にテルミーをかけていきます。
全身に施術することのメリットは?桶谷式乳房マッサージの時に体験できるお試しコースでは、座った状態での局所的(頭・首・背中)に施術ですが、全身コースはベッドに横になっているため、より力の抜けた状態で施術を受けることができます。
毎日、力が入った状態で授乳していると頭痛や首・肩・腰の痛み、手首の痛みを感じるお母さんが多いです。
全身をテルミーで温めることで血液やリンパ液の流れを促進させ、全身の疲労回復、筋肉のこりと痛みの緩解が期待できます。 - 燻蒸
-
月経中でなく、希望のある方に提供しています。
燻蒸は下半身をテルミー線の煙で燻していく方法です。
ショーツを脱いだ状態で専用の燻蒸台に座り、テルミー線に点火して多量の煙と熱を身体に入れていきます。
イメージとしては韓国のヨモギ蒸しに近いです。
所要時間
うつ伏せの状態で足先から首までテルミーをかけた後に、仰向けになり足先から頭までテルミーをかけていきます。
施術自体は15~20分ですが、更衣などの準備を含めると25~30分くらいかかります。
- イトオテルミー温熱刺激療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。
- 症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。
全身テルミーを受ける流れ
ガウンをお渡ししますので、ショーツ以外のものを外して更衣してください。
椅子に腰かける際、一旦ショーツを下げていただき、おしりがつく部分をご持参いただいたフェイスタオルで覆います。
煙が漏れ出ないよう、大判タオルで腰回りを覆い温めていきます。
足・下肢→臀部・背部→頭頚部・頭部の順に施術を行っていきます。
全身を施術しますので、ガウンを肩から掛けた状態でベッドに移動していただきます。
うつ伏せになり、テルミーをかける以外の部分はタオルで保温しながら施術を行っていきます。
足・下肢→腹部→胸部→上肢・手→前頚部・顔部の順に施術を行っていきます。
うつ伏せの施術が終わりましたら、「仰向けになってください」と声を掛けます。
起き上がらずにうつ伏せから仰向けになっていただき、施術を行っていきます。
ガウンからご自身のお洋服に着替えをお願いいたします。
使用したガウンは洗濯しますので、お着替え後かごに入れてください。
施術が終わった後は、デカフェの紅茶をどうぞ。
ご自身の飲み物をご希望される方は、ご持参いただいたもので水分摂取をお願いいたします。
お疲れさまでした。お気をつけてお帰りください。
持ち物
来所いただく際には、以下の持ち物をご持参ください。
- フェイスタオル(2枚)
- 飲み物
タオルを1枚150円で販売しています。
忘れてしまった場合は、ご購入をお願いします。
- フェイスタオル2枚
-
燻蒸の際に椅子をカバーするために使います。手ぬぐいサイズのタオルを2枚ご持参ください。
- 飲み物
-
テルミーは体を温める療法なので、のどが渇きます。
施術の前後に水分摂取をしましょう。助産院でもデカフェのお茶を準備しておりますが、ご自身のものを希望される方は、飲み物をご持参ください。
料金
イトオテルミー温熱刺激療法(全身コース)
すべて税込表示となっております。
イトオテルミー温熱刺激療法 全身コース(25~30分) 3,300円